例題 1 · 式・関数
f(x)=x²、g(x)=x+1。f(g(2))は?
答えと解説を読む
正解:9
gを先に使いg(2)=3、次にf(3)=9。
この例題の出典
- 例題を条件から解く数学の考え方出典確認日:2026-10-03
- 文部科学省 — 高等学校学習指導要領解説(平成30年告示)一覧
数学編を掲載する公式の一覧。個別の数学公式を裏付けるPDF本文の参照ではありません。
出典確認日:2026-10-03
数学 · 関数の合成と逆
編集:ひと息遊戯・ひと息学び 運営 · 公開日: · 編集方針
「1を足してから二乗」と「二乗してから1を足す」は、同じ結果になるでしょうか。入力2なら前者は9、後者は5。関数を組み合わせるときは、式の見た目だけでなく、値が通る順番が答えを決めます。
関数は、使ってよい各入力に出力を1つずつ対応させる規則です。紙に入力→途中の値→出力と書き、合成・逆向きの操作・同じ出力になる入力を順に調べましょう。まず実数全体を入力にする例から始め、後半で入力範囲を変えた場合を比べます。
最初の例題はf(x)=x²、g(x)=x+1のときのf(g(2))です。内側のg(2)を先に計算して3、それをfの入力にしてf(3)=9。矢印なら「2 → gで3 → fで9」となります。f(g(2))の括弧は、この受け渡しを表しています。
逆順のg(f(2))なら「2 → fで4 → gで5」です。一般の入力でもf(g(x))=(x+1)²、g(f(x))=x²+1となり、同じ式ではありません。また、一般に合成するには、内側の出力が外側で使える入力である必要があります。この例の2つの規則は実数を実数へ移すので、その条件を満たします。
2つ目の例題では、改めてf(x)=3x−2とします。ここからのfは最初の二乗の関数とは別です。「3倍して2を引く」を元に戻すには「2を足して3で割る」と逆順にたどります。y=3x−2をxについて解くとx=(y+2)/3。逆関数はf⁻¹(x)=(x+2)/3です。
例えば4を入れると10になり、10を逆関数に入れると4に戻ります。さらに、どの実数でも((3x−2)+2)/3=x、3((y+2)/3)−2=yと往復できます。元の関数の入力も、実際に得られる出力の範囲も実数全体であり、逆関数も実数全体を入力にできます。
逆関数のf⁻¹は、出力から元の入力へ戻す関数の名前です。1/f(x)という逆数とは違います。先ほどのfなら、f⁻¹(2)=4/3ですが、1/f(2)=1/4です。しかも1/(3x−2)はx=2/3では使えない一方、逆関数(x+2)/3はその入力でも定義されます。
式を見ただけで迷うときは、逆関数の候補に元の出力を入れ、元の入力へ戻るかを確かめましょう。例題の(x−2)/3は、元のfのあとに使うとx−4/3になり戻りません。3x+2も9x−4になってしまいます。足し引きの符号だけでなく、割り算で3倍を戻しているかも確認します。
3つ目の例題の偶関数は、実数全体でf(−x)=f(x)となる関数です。偶数の入力だけを使うという意味ではありません。選択肢のx⁴+1では(−x)⁴+1=x⁴+1なので、この条件が成り立ちます。2x、x³、x+1は、それぞれ1と−1を入れると違う値になるので偶関数ではありません。
x⁴+1は1と−1の両方を2へ移します。出力2から元の入力を1つに決められないため、実数全体を入力とするこの関数には、すべての入力へ戻せる逆関数がありません。同じことはx²にも起きます。ただしx²の入力を0以上に制限すれば、出力も0以上となり、非負の平方根で元の入力へ戻せます。元の入力範囲を変えたことを忘れないでください。
紙の練習ではA(x)=2x+3、B(x)=x²と置きます。A(B(2))とB(A(2))を別々の矢印で計算し、Aの逆関数も作ってみましょう。前者は2→4→11、後者は2→7→49です。Aの逆関数は(x−3)/2で、Aの出力を入れると元の入力へ戻ります。
下の3例題は合成、逆関数、偶関数の順です。解答を見る前に、途中の値・逆向きの計算・符号を変えた入力を書きましょう。文字への代入は前提記事「文字式も怖くない!xや等式の意味がスッキリわかるコツ」へ、二乗による左右対称は関連記事「なぜ二乗の形にするの?平方完成で二次関数がスッキリ解けるコツ」へ。練習では高校・標準の「式・関数」が選ばれ、この3問以外の同条件の問題も含まれます。
TRY & READ
選択肢を比べてから「答えと解説を読む」を開いてください。ここで読んだ例題は、テストの解答や成績として保存されません。
例題 1 · 式・関数
正解:9
gを先に使いg(2)=3、次にf(3)=9。
数学編を掲載する公式の一覧。個別の数学公式を裏付けるPDF本文の参照ではありません。
出典確認日:2026-10-03例題 2 · 式・関数
正解:f⁻¹(x)=(x+2)/3
y=3x−2をxについて解くと、y+2=3x、x=(y+2)/3です。入力と出力の記号を入れ替え、逆関数はf⁻¹(x)=(x+2)/3となります。もとの規則「三倍して二を引く」を逆順に戻し、「二を足して三で割る」操作です。
f⁻¹は逆関数の記号で、1/f(x)という逆数とは別です。
数学編を掲載する公式の一覧。個別の数学公式を裏付けるPDF本文の参照ではありません。
出典確認日:2026-10-03例題 3 · 式・関数
正解:f(x)=x⁴+1
偶関数の「偶」は、入力が偶数だけというわけではありません。正負を逆にした入力で同じ値になる性質です。偶関数はf(−x)=f(x)。
偶数乗の符号は変わらない。
数学編を掲載する公式の一覧。個別の数学公式を裏付けるPDF本文の参照ではありません。
出典確認日:2026-10-03出典確認日:2026-10-21
このテーマの範囲は「式・関数」。範囲は「幅広い教養」、難しさは「標準」を最初に選びます。開始画面で条件を変更できます。
このテーマのクイズへ科目とテーマを選んだ開始画面へ進みます。出題方式・問数を確認してから始められます。
テストは提出後に解説を確認できます。連続チャレンジは回答ごとに解説、復習はこの端末で記録された未解消の誤答が対象です。ひまつぶしは学習記録を更新せずに取り組めます。
共有するのはこのページのアドレスだけです。保存データや成績は含みません。