数学の特集を読む →数学 · 分数と比
全体を決めて読む分数と比
パンが三切れあると聞いただけでは、全体のどれだけなのかは決まりません。元のパンがいくつの等しい部分に分かれていたかが必要です。比の問題でも、二つの部分を比べているのか、一つの部分と全体を比べているのかを先に確かめます。この特集では、数える対象と比べる相手をそろえてから計算します。
最初に全体を短いことばで書き、必要なら簡単な区切りを描いてみてください。分母は何を数えているか、比の一単位は何を表すかを説明してから、選択肢を比べましょう。答えが出た後も、元の全体に戻せるかを確認します。
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選んだ部分と、すべての部分を区別する
例題のパンは八つの等しい部分に分けられています。そのうち三つは、元のパンの3/8です。八は全体の等しい部分の数、三は選んだ部分の数を表します。大きさがばらばらの切れ端なら、個数を数えるだけでは同じ意味の分数になりません。
2/3と同じ大きさの分数を探すときは、分子と分母を一緒に見ます。両方を四倍すると8/12になり、8÷12と2÷3の値は等しくなります。片方だけを変えた候補は、元の量を保っているか改めて確かめてください。
比の単位を足して全体をつくる
三十個を2:3に分ける例題では、全体は二単位と三単位を合わせた五単位です。一単位は30÷5で六個、小さい側はその二単位で十二個になります。もう一方の十八個と合わせて三十個に戻るかも確認します。
小さい側と大きい側の比は2:3ですが、小さい側が全体に占める割合は2/5です。二つの文は比べる相手が違います。「何に対して」を省かずに書くと、同じ二という数が出てきても、分母をどこから決めるべきかたどれます。
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まずは例題で確かめる
選択肢を比べてから「答えと解説を読む」を開いてください。ここで読んだ例題は、テストの解答や成績として保存されません。
例題 1 · 数と計算
同じ大きさの8切れに分けたパンの3切れは全体の?
- 3/8
- 8/3
- 3/5
- 5/8
答えと解説を読む
正解:3/8
分母は全体の等分数8、分子は選んだ切れ数3。
例題 2 · 数と計算
2/3と等しい分数は?
- 8/12
- 2/6
- 6/8
- 3/2
答えと解説を読む
正解:8/12
分子と分母の両方を4倍すると値は変わらない。
例題 3 · 数と計算
30個を2:3に分ける。小さい方は?
- 18個
- 12個
- 10個
- 15個
答えと解説を読む
正解:12個
比の合計は5。1単位6個なので2単位は12個。
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