数学の特集を読む →数学 · データの要約
平均・中央値・範囲を使い分けるデータの読み方
同じ数の並びでも、合計を均等に分けたいのか、中央の位置を知りたいのか、大きい値と小さい値の隔たりを知りたいのかで、求めるものが変わります。この特集では平均、中央値、範囲の三つを、使う数の違いまでたどって考えます。計算を始める前に、どの問いに答える値なのかを短く言ってみましょう。
ここにある数の並びは練習用の架空のデータで、実際の調査結果ではありません。項目の数と値の合計を分けて扱い、問題に定義が書いてあればそこへ戻ります。慣れている計算を先に当てはめるより、今回求める値の意味を確認してから取り組んでください。
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平均は合計と項目数から求める
2、4、9の合計は十五で、項目は三つあります。算術平均は15÷3で五です。元の合計を三つの項目に均等に配り直したときの値と考えられます。五は元の並びにはありませんが、それでもこの並びの平均になります。
足し合わせる値と、割るために数える項目を別々に確認します。三で割る理由は項目が三つあるからで、最大の値や異なる数字の種類を数えた結果ではありません。求めた平均に項目数を掛けると、今回の合計に戻るかも確かめられます。
中央値は位置、範囲は両端を見る
1、3、8、10、20は小さい順に並んでいます。中央の八より前に二つ、後ろに二つあるので、中央値は八です。全部を足して割る計算は平均を求める操作になります。順序がばらばらに示された場合も、まず並べ直してから中央を探しましょう。
4、7、9、15の範囲は、問題の定義どおり最大値から最小値を引き、15−4で十一になります。七と九もデータの一部ですが、この差を求める式には入りません。中央を示す値と、両端の隔たりを示す値では、残している情報が違うことを例題で確認します。
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まずは例題で確かめる
選択肢を比べてから「答えと解説を読む」を開いてください。ここで読んだ例題は、テストの解答や成績として保存されません。
例題 1 · 確率・統計
データ2、4、9の平均値は?
- 5
- 4
- 9
- 15
答えと解説を読む
例題 2 · 確率・統計
データ1、3、8、10、20の中央値は?
- 8
- 3
- 10
- 8.4
答えと解説を読む
正解:8
小さい順に並べた5個の中央、第3番目を選ぶ。
例題 3 · 確率・統計
データ4、7、9、15の範囲(最大−最小)は?
- 4
- 35
- 11
- 15
答えと解説を読む
正解:11
最大15から最小4を引く。データの広がりの簡単な指標。
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