ボードゲーム · ルールと遊び方
将棋の成りと持ち駒|二歩・打ち歩詰めの判断
成れる範囲、必ず成る場所、取った駒の打ち方を整理。歩を成る手順例から、二歩と打ち歩詰めの違いを確認します。
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将棋では、取った駒が次の攻めや守りに使えます。さらに成りで動きも変わります。ただし、成れるタイミングと打てる場所は別の条件です。手を選ぶ前に、この二つを順番に確認しましょう。
敵陣に入る・出る・中で動く
敵陣は相手側の3段です。未成の駒を動かすとき、出発点か到着点が敵陣なら成りを選べます。敵陣へ入る手だけでなく、敵陣の中で動く手や、敵陣から出る手も対象です。金と玉は成りません。
成った歩・香・桂・銀は金と同じ動きになります。飛車は龍となり、縦横の長い動きに斜め1マスが加わります。角は馬となり、斜めの長い動きに縦横1マスが加わります。成駒は盤上で元に戻せません。
5四の歩を5三へ進める例
先手の未成の歩が5四、5三が空きで、先手の手番とします。両玉は図の外にあり、現在の王手も、この歩を動かして生じる自玉への王手もありません。歩は前1マスへ進むので、5三への移動は動きに合います。
次に到着点を見ます。5三は敵陣の3段目なので、成・不成を選べます。成ると5三のと金となり、次の自分の手番から金の動きが使えます。不成なら歩のままです。この例は最終段ではないため、不成も可能です。
不成を選べない場所もある
未成の歩・香は最も奥の段、桂は奥の2段に進むと、以後の行き先がなくなります。そのため、その場所への移動は必ず成ります。成ることができない打ち手では、その場所へこれらの駒を打てません。
銀や角には後ろへ動く手があるため、同じ理由での強制成りはありません。銀が成ると斜め後ろの動きを失います。成る手と不成の手の両方があるときは、次に使いたい動きも見て選びます。
持ち駒は空きマスへ、元の姿で打つ
相手駒を取ると自分の持ち駒になります。相手のと金を取った場合も、持ち駒では歩に戻ります。打つ手は一手を使って空きマスへ置く操作で、移動と同じ手には行えません。敵陣へ打っても、その瞬間には成れません。
二歩は、自分の未成の歩が既にある筋へ、もう一枚の歩を打つことです。例えば自分の歩が5六にあるなら、空いていても5四へ歩は打てません。5六にいるのがと金だけなら、二歩の条件には数えません。相手の歩も自分の二歩には数えません。
歩で王手はできても、打ち歩詰めは禁止
持ち駒の歩を打って、その一手で相手玉を詰ませるのが打ち歩詰めです。歩を打つ王手すべてが禁止なのではなく、相手に合法な応手が残るなら打てます。盤上の歩を進めて詰ませる手は、打ち歩詰めではありません。
このサイトでは二歩・行き所のない駒・打ち歩詰め・自玉を王手のままにする手を合法手から除きます。成りが必須の手では成りの候補だけが残り、成・不成の両方がある手で選択画面を出します。持ち駒を選んでから行き先を選び、表示された合法手でも意図した駒と場所かを見直しましょう。
よくある質問
敵陣に打った駒はすぐ成れますか?
成れません。打つときは未成で置き、その後の自分の手番で、敵陣に関わる合法な移動をしたときに成れます。
と金がある筋へ歩を打てますか?
と金は二歩の判定に数えません。ただし同じ筋に別の自分の未成の歩があれば打てず、他の禁手条件も満たす必要があります。
参考資料
- 日本将棋連盟 対局規則
確認日: - このサイトのルール
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