ボードゲーム · ルールと遊び方
チェスの特殊な手:キャスリング・アンパッサン・昇格
キャスリングできない理由、アンパッサンの一手限りの条件、ポーン昇格の選択を、盤面の具体例とこのサイトの操作で確認します。
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いつもの駒の動きだけでは説明できない手が、チェスには三つあります。いずれも条件があるため、駒の並びが似ていても指せるとは限りません。通常のルールと、このサイトでの選び方を順に確かめましょう。
駒と行き先を選ぶ
このサイトでは自分の駒を選ぶと合法な行き先が示されます。キャスリングはキングの行き先を選び、アンパッサンはポーンの斜めの行き先を選びます。条件に合う手だけが候補になります。昇格では、移動先を選んだ後に新しい駒を選びます。
行き先が示されないときは、盤上の障害物だけでなくキングの安全や、それまでの手順を確認します。合法手の印は、その手が勝ちにつながるという意味ではありません。指せるかと、指した後に有利かは別々に考えましょう。
キャスリングは二つの駒が一手で動く
白のキングサイドでは、キングがe1からg1、h1のルークがf1へ動きます。クイーンサイドならキングはe1からc1、a1のルークはd1です。黒では同じ筋の8段目で行います。
キングと使うルークが一度も動いておらず、両者の間が空いている必要があります。さらにキングの出発・通過・到着のマスが相手に攻撃されていてはいけません。一度動いて元へ戻ったキングやルークの権利は復活しません。
空いていても指せない例
例えば白キングe1、白ルークh1、黒ルークf8があり、f筋のf2からf7がすべて空きとします。白キングが王手されていなくても、f1は黒ルークの利きに入っています。そのためキングサイドへキャスリングできません。
通過するf1の攻撃を遮るなどして条件が変われば、未移動の権利が残る場合は候補になり得ます。キングを一度動かして王手を避けた場合には、後で戻ってもキャスリングできない点を区別しましょう。
アンパッサンは直後の一手だけ
白ポーンe5の隣へ、黒ポーンがd7からd5へ二マス進んだ直後を考えます。ほかの条件が合法なら、白はe5からd6へ進み、d5の黒ポーンを取れます。到着するd6は空いており、普通の取り方と取られる駒の位置が異なります。
白が別の手を指すと、この機会は消えます。以前からd5にいた黒ポーンを後になって同じ方法で取ることはできません。また、その取り方で自分のキングが攻撃されるなら指せません。「二マス進んだ直後」と「キングが安全」の両方を確認します。
ポーンの昇格先を選ぶ
ポーンが最も奥の段へ達すると、同じ色のクイーン・ルーク・ビショップ・ナイトのどれかへ、その手の一部として必ず替わります。取られた駒の種類や数に縛られません。白なら8段目、黒なら1段目です。
例えば白ポーンa7から空いたa8へ進む場合、このサイトでは行き先の後に四種類の選択が出ます。クイーンは強力ですが、必要な利きやステイルメイトの危険も見て選びます。昇格は次の手まで待つ処理ではなく、選んだ駒の働きがその場で始まります。
よくある質問
ルークが取られそうでもキャスリングできますか?
ルークへの攻撃だけでは禁止されません。キングの三つのマスへの攻撃、間の駒、未移動の権利などの条件を確認します。
ポーンが隣に来たらいつでもアンパッサンできますか?
初期位置から二マス進んで隣に来た直後の一手だけです。自分のキングを危険にする取り方もできません。
昇格で二つ目のクイーンを作れますか?
はい。昇格先は取られた駒に制限されず、クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトから選べます。