ボードゲーム · ルールと遊び方
チェスのチェックメイトとステイルメイトの違い
動けないキングが必ず負けるわけではありません。黒キングa8の具体例で王手と逃げ道を確認し、メイトと引き分けを区別します。
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相手のキングを囲んだのに引き分けになった。そんな終局を理解する鍵は、「動けない」に加えて「王手されているか」を見ることです。このサイトはチェックメイトを勝ち、ステイルメイトを引き分けとして扱います。
最初に手番側のキングを見る
王手は、相手の駒がキングのいるマスを攻撃している状態です。王手を解消する合法手が一つもなければチェックメイト。王手されていないのに、手番側に合法手が一つもなければステイルメイトです。キングを実際に取るまで指し続けるゲームではありません。
「キングの逃げ道がない」だけでは足りません。ほかの駒で攻撃する駒を取ったり、ルークなどの直線の攻撃を遮ったりできる場合があります。また王手されていないなら、別の駒が一手でも動けるとステイルメイトではありません。
駒3枚でステイルメイトを確かめる
盤上には黒キングa8、白キングc6、白クイーンb6だけがあり、黒番とします。白クイーンb6はa8を攻撃していないので、黒キングは王手されていません。
黒の行き先はa7・b7・b8の三つです。a7はクイーンの斜め、b7・b8はクイーンの縦の利きに入ります。白キングc6もb7を守っています。黒にはほかの駒がなく、合法手がないため、この局面はステイルメイトで引き分けです。
クイーンの位置が一マス違う例
今度は、黒キングa8と白キングc6は同じで、白クイーンだけがb7にいる黒番の局面を考えます。これは前の終局後に指す手ではなく、比較する別の局面です。クイーンb7は斜めにa8を攻撃しているので、黒は王手されています。
a7はクイーンの横、b8は縦の利きに入ります。b7のクイーンをキングで取ろうとしても、白キングc6がb7を守るので取れません。ほかの黒駒もないため王手を解消する合法手がなく、こちらは白のチェックメイトです。
王手への応手を三つの方向で探す
実戦では、キングを安全なマスへ動かす、攻撃する駒を取る、攻撃の線を遮る、の順で候補を探すと見落としを整理できます。どの応手でも、自分のキングがなお攻撃されるなら指せません。ナイトの王手など、間へ駒を置いて防げない攻撃もあります。
攻める側も同じ順番で相手の応手を点検します。王手が表示されたからといってメイトとは限りません。最後の攻撃駒を取れるか、別の駒で守れるかまで確かめてから、詰んでいるという判断をしましょう。
終局表示と棋譜で確かめる
このサイトでは手番の表示に王手が加わり、終局時は勝敗と理由が表示されます。チェスの棋譜では王手に+、メイトに#が付く手があります。文字だけで分からないときは「棋譜を振り返る」で最後の盤面と一つ前を見比べます。
駒が多く残る側でも、最後の一手で相手の合法手をすべて消すと、王手がなければ引き分けです。終盤は取れる駒の数だけでなく、相手キングが攻撃されているかと、手番側全体の合法手を一緒に見ましょう。これだけで必ず勝てるという手順ではありません。
よくある質問
キングが動けなければメイトですか?
王手されていて、手番側に王手を解消する合法手がないときがメイトです。ほかの駒で取る・遮る応手も確認します。
ステイルメイトは囲んだ側の勝ちですか?
いいえ。手番側が王手されず、合法手が一つもないステイルメイトは引き分けです。
ステイルメイトのあとにもう一手指せますか?
終局なので続けて指しません。棋譜を振り返り、別の対局で最後の攻め方を試せます。